おはようございます、町工場の事務員よつ葉ねこです。
皆さんは家計簿をつけていますか?
家計簿って、始めのうちは頑張ってつけるんだけど
合わなくなったら嫌になって辞めちゃうんだよねぇ…。
家計簿をつけ続ける事ってハードルが高いと思いませんか?
今は現金・バーコード決済・クレジットカード決済など支払方法も多様で、
お金の把握をするのが難しいですよね…。
そこで大雑把でズボラな私が1年以上続けている家計簿の付け方をご紹介します。
町工場の経理担当で、日々お金の管理をしています。
仕事では1円単位で帳簿と現金・口座の残高を合わせますが、
家ではザックリとした家計管理をしています!
家計簿とは、収入と支出をまとめた帳簿のこと。
家計簿は家計の収入と支出をまとめた帳簿のことで、
特に決まったフォーマットはありません。
「入ってきたお金」と「使ったお金」の金額を記録するお小遣い帳に対し、
家計簿は何にお金を使ったのか項目を決めて記録していきます。
期間は1か月単位で記録していく事が多いです。
家計簿のつけ方はライフスタイルに合わせて。
家計簿をつけると決めても「手書きかアプリどっちでしよう?」と迷うと思います。
収支の記録が出来るのであれば、どちらを選んでも構いません。
自分が続けられそうな家計簿のつけ方を選んでくださいね。
手書きの家計簿
本屋さんで販売されている家計簿ノートや、白紙のノートに自作する方法があります。
市販のものが手間がかからなくて便利なのですが、項目が決まっているのがデメリットです。
自分で必要な項目を書いて自作する方がおススメです!
カラーペンやマスキングテープやシールなど可愛くデコレーションするとテンションが上がります!
家計簿アプリ
「マネーフォワード」や「Zaim」など有名なアプリがたくさんあります。
レシート読み取りできる機能や、口座やクレジットカードを紐づけすれば入力することなく収支の把握が出来ます。
私が今使用しているアプリは「Moneytree」です!
銀行口座や楽天証券と紐づけしてるので資産がすぐに確認できます。
グラフ化や便利機能は月額料金がかかるアプリが多いので注意です。
自分好みのアプリを探してみてくださいね。
表計算(Excelなど)の家計簿
自分でExcelやgoogleスプレッドシートを使って家計簿を作る方法です。
メリットはお金がかからないこと。自動計算できること。グラフ化が簡単な事。
パソコンさえあれば自分の好みで家計簿が作られます。
「家計簿 フォーマット」などで検索すると無料でダウンロードできます。
家計簿をつける目的はお金の流れを可視化すること。
家計簿をつける一番の目的は、お金の流れを把握することです。
収入に対して「何に・いくら使ったか」を記録することで、
使いすぎてるお金はないか、節約できるお金はないか見直しが出来ます。
食費や日用品費、交際費など月によって金額に変動がある項目は変動費と呼ばれ
意識しないとついつい使いすぎる事もあります。
住宅ローンや家賃、保険料など毎月決まった額を支払うものは固定費と呼ばれ
決まった金額を払う分、固定費の節約は難しいとされています。
家計簿の項目は、なるべく少なくしましょう。
家計簿の支出項目を把握するのは大事だとお伝えしましたが、
細かく設定をしすぎて項目を増やしすぎるのは止めましょう。
だんだん面倒くさくなってきて嫌になってきます。
代表的な項目をご紹介します。
●収入
給料…管理したい給与(旦那さんのみ・夫婦の合計など)
雑収入…給付金やポイント交換など臨時収入
●支出(固定費)
住居費…家賃や住宅ローンなど。
保険料…生命保険や火災保険、学資保険など
水道光熱費…水道代・ガス代・電気代
通信費…インターネット代・スマホ代
習い事代…子供の習い事など
サブスク代…YoutubePREMIUMやAmazonプライムなど
他いろいろ
●支出(変動費)
食費…食材や調味料など
日用品費…ティッシュペーパーや洗剤など
娯楽費…家族で旅行やおでかけで使うまとまったお金
外食費…外食やテイクアウトも
病院代…家族別に分けると○
美容代…美容院や化粧品の購入など。
他いろいろ
マーカーをつけている項目は毎月発生し金額が大きいので必須です。
変動費はキッチリしすぎると項目が多くなると思うので、
娯楽費と外食費を1つにまとめたりするのもオススメ。
美容代や交通費など、自分のライフスタイルに合わせた項目を設定しましょう。
家計簿は1円単位で合わせなくても大丈夫です。
項目を決めたら、家計簿をつけ始めると思います。
その時に1円単位で記入するのはオススメしません。
なぜなら、計算するのが手間なうえ管理するのが難しくなるからです。
家計簿は会社の帳簿と違い誰かに提出するものではありません。
数十円の誤差は家庭においては、そこまで重要ではないと思います。
家計簿をつける時間を短縮する・簡単にする事を重視した方が良いです。
6月1日 | 食費 | 2,368円 | 計 | 2,368円 |
6月4日 | 食費 | 782円 | 計 | 3,150円 |
6月5日 | 食費 | 3,456円 | 計 | 6,606円 |
6月1日 | 食費 | 2,370円 | 計 | 2,370円 |
6月4日 | 食費 | 780円 | 計 | 3,150円 |
6月5日 | 食費 | 3,460円 | 計 | 6,610円 |
上記の表を見た時に、どちらが計算しやすいですか?
下の表の方が計算もしやすく見やすいですよね。
何度も言いますが家計簿はお金の把握をするのが目的なので、
そこまでキッチリつけなくても把握が出来れば大丈夫です!
初月のみ支出額を意識して過ごしましょう。
家計簿をつけ始めたら、まずはレシートか電子決済の履歴を残しましょう。
自動販売機やレシートが出ない場所で支払いをした場合は、
忘れないうちにスマホのメモアプリに日付と金額をメモしておきます。
家に帰ったらレシートや決済履歴を見ながら、家計簿に項目ごとに記録していきます。
毎日つけなくても大丈夫ですが、一定時間を経つと買い物の詳細を忘れてしまうので
できるだけ買い物をした2,3日のうちに家計簿に記録していきましょう。
スーパーで食材を買った日のレシートに1つだけティッシュペーパーなど日用品費が含まれていた場合、
私は面倒くさいので食費でまとめて記録しています。
同じくドラッグストアで洗剤などまとめ買いした中に、お豆腐など食費が含まれていた場合も
私は面倒くさいので日用品費でまとめて記録しています。
ちゃんと項目ごとに分けていく事も大事ですが、
やめてしまったら意味がないので適度に手を抜いています。
2ヶ月目からは項目ごとに予算を立てましょう。
家計簿を1か月辞めずにつけられましたか?すごいです!おめでとうございます!
固定費・変動費は思った通りの金額でしたか?思ったより高かったですか?
1か月頑張って記録した家計簿を見ながら、
2か月目からは各項目ごとに予算を立ててみましょう。
食費が6万円かかっていたとしたら、その金額が自分にとって妥当なのか?
もうちょっと節約した方が良いなら5万5千円にしてみようか?
窮屈にならないように無理のない範囲で予算を立てるのが大事です。
手取り10%貯金
収入ー支出=貯金ではなく、収入ー貯金=支出と考えましょう。
残ったお金で貯金するのでは、なかなか貯金は増えていきません…。
収入20万円ー貯金2万円=残り18万円でやりくりしていく感じです。
ちなみに独身の方は手取り15%・お子様がいらっしゃるご家庭は手取り10%貯金が相場だそうです。
自分の収入やライフスタイルによって先取り貯金の金額を決めましょう。
スライド貯金
私が実際にやっていてオススメしたいのはスライド貯金です!
1か月を35日(7日×5週間)として過ごしていく方法なんです。
例えば食費を月5万円と予算設定していたとすれば1週間1万円で過ごしていくわけです。
上記の画像を見ていただければ、わかりやすいと思うのですが、
1か月は多い日でも31日しかないので、4日分ずつズレていくわけです。
8か月目は7か月目の予算でやりくりしているので1か月分まるまる手元に残るのです!
貯金をするのもよし、自分やご家族とご褒美に使うのもよし。
1週間で精算していくので月末にお金がなくてもやし生活!みたいなこともなくなります(笑)
冷蔵庫も1週間で必要な分しか買わないのでパンパンにならないです。
注意なのはスライド貯金は変動費のみ効果がでると言うことです。
固定費は毎月決まった金額が発生するためスライドできません。
スライド貯金をする場合は、家計簿には「食費〇万円(1か月分)」と書くだけで良いです。
あとは1週間予算内で生きていけば良いので、細かく書き込まなくていいので楽ちんです。
余った食費は「生活費残高」として、収入欄に記録しましょう。
スライド貯金については別の記事を掲載しておりますので良ければご覧ください。
【家計管理】スライド貯金は食費やお小遣いを無理なく貯金が出来ます!
封筒貯金
封筒貯金は、1年間の支出額を毎月封筒に貯めていく方法です。
お年玉・入学祝・母の日・父の日・敬老の日など、思いつくままにお金が使うイベントを書き込みます。
12万円だったら12万÷12か月=毎月1万円ずつ封筒に貯金していきます。
途中、使った場合は封筒に使った金額を書き込み、残高を計算し保管します。
イベント費以外にも病院代や美容代など封筒貯金していきましょう!
私は「病院代・美容代・イベント代・誕生日代・お年玉代・予備費」を封筒貯金しています。
封筒貯金をする場合、家計簿には「病院代〇円」「美容院代〇円」と書き込みましょう。
使った場合は、封筒に使った金額を書き込み、残高は封筒に貯金しておきます。
封筒貯金については別の記事を掲載しておりますので良ければご覧ください。
長く続けるために無理のない予算額の設定を。
項目ごとに予算を立てると、家計簿をつけるのがうんと楽になります。
私はスライド貯金、封筒貯金をしているので細かく家計簿に書き込んでいません。
食費であれば1週間の予算で好きなものを買いますし、おやつも買います(笑)
自分がいくら使えるかが頭に入ってると、お金を使いすぎることがなくなります。
ただ、支出を抑えたいがために無理のある予算を立てるのは止めましょう。
ちょっと余裕があるぐらいの予算設定にしていないと続かないです。
ずっと窮屈な生活をしているとストレスがかかり反動で買い物欲が増します。
私は以前はお金を使わないことばかり考えすぎて、
「なんで自分だけこんなに我慢しなければいけないのか?」と卑屈になり、
アウトレットに行った時、ブランド品を爆買いしてしまった経験があります(笑)
何度も言いますが長く続けるために無理のない予算を立てましょう!
半年に1回は予算の見直しをしましょう。
半年に一度は予算を見直しましょう。
半年間の家計簿を見て、節約できそうなところはありますか?
月額料金を払ってるのに見ていないサブスクリプションはないですか?
スマホのプランでいらないオプションはついてないですか?
食費は今の予算のままで大丈夫ですか?無理はしてないですか?
一人で考えるのも良いですが、ご家族と相談しながら見直してみてくださいね!
最後に。
大雑貨でズボラな私の家計管理をご紹介させていただきました。
半年以上続けてこられたのは、適度に手を抜いてるからだと思います(笑)
以前、家計簿をつけていた時は数円合わないだけでイライラしてましたし
キッチリつけると時間がかかるので、どんどん面倒くさくなってきて…。
せっかく2000円ぐらいで買った家計簿が2ページ書いただけ。
みたいなことが何度もあったんですよね(笑)
今は給料日に項目ごと貯金したり、封筒にお金を入れて管理するだけなので
今のところは嫌にならずに続いています。
私の給料日ルーティンの時期も良ければご覧になってください!
今回ご紹介したスライド貯金や封筒貯金など、
詳しくご紹介するブログを後日書こうと思っているので
また良ければ読んでいただけますと幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
皆さんにとって良い一日になりますように。
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